トルコリラ、そろそろ本当に笑えなくなってきた|デフォルトはあるのか?

タイトルは素直な感情でして、これまでは「レバレッジ管理が大事」なんてことを書き続けてきましたし、実際、例えばM2J社で言えば、今のところリラが7円になるくらいまではロスカットされない維持率があります。

しかし…、ちょっと笑えないですよね。この状況。

30円台くらいまでは「どこまで落ちるんだか…」って思いつつも、まだ楽観視していましたが。

20円台を踏みならして来て、その先も決してないとは言えない状況じゃないでしょうか。

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三大格付け会社がジャンク級

三大格付け会社の一つ、「フィッチ」が1月27日にトルコリラの外貨建て長期債格付けを「投機的」である「BB+」に引き下げました。

これはもう、リラに投資しているスワップ派の方ならとっくに知っていることで。

やきもきしていることですよね。

ただ、他の二社、「ムーディーズ」と「S&P」はとっくに「投機的」判断をしていて。

残り一社が同じく「投機的」と判断しただけ、とも言えなくないですよね。

よく聞く話で、投資を行う会社などは、この格付け会社が「投機的」と判断したら投資できない、投資を引き揚げるなんてルールがあったりするそうです。

素人ながら、これまた良く聞く話は「二社がジャンクにしたら投資しちゃダメよ」でして、この話がどこまで本当で、どこまでこのルールを取っているのか分かりませんが。

そういう意味では、とっくに「三大格付け会社の二社がジャンク判断していて、既に投資適格級ではなかった」とも言えます。

だから私がむしろ心配になったのは、今回のフィッチによる格下げではなく。

S&Pがトルコの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことです。

つまり、近い将来さらに格付けを引き下げるかも知れない。

引き下げざるを得ない情勢とS&Pが判断しているということです。

トルコさん、真面目に大丈夫?

南アランドについても不穏な空気が高まった頃、私はどちらかというとトルコよりも南アの方を心配していました。

けれどトルコでは大統領暗殺未遂&クーデータ、非常事態宣言、これを端に発した大量拘束、改憲による権限集中化…。

聞こえてくるニュースはどれも「おいおい」と言う話ばかりです。

おまけに通貨急落の防衛策として金利引き上げを求めるムードが高まっていて、当然皆そうなるだろうと織り込んでいたところにまさかの肩透かし!

これもエルドアン大統領が金利高を嫌い、圧力をかけているとの話がありますね。

ちなみに改憲に成功した場合、エルドアン大統領は「大統領」としての権限の他、現在は首相が持つ政権トップの権限、さらに与党(AKP)トップとしての権限を掌握することになります。

日本でさえ、こんな情勢になってくれば「このままで良いの?」って感じてくるのに、トルコに至っては複雑な人種・宗教情勢も相まって、反対派による強烈な反発は必定。

しかも穏やか(デモ行進など)ではない反発が…。

遠い日本に住んで居て、海外情勢には全く疎い自分にでさえ、「本当に大丈夫…?」と心配したくなるほど独裁化色はますます強まっている感じです。

昔、高金利通貨アイスランドクローナというのがあってだな

比較的新規にFXを始めた方は知らないかも知れませんが、私がFXを始めてしばらくの間は、「アイスランドクローナ」と言う通貨が取引できました。

高金利通貨として一部に人気がありましたが、リーマンショックの頃に国家がデフォルト。

FXとしての通貨取引は行えなくなった筈です。

その頃私はまだ駆け出しだったので、幸い「よく分からない通貨」であるクローナには手を出していませんでした。

クローナよりは金利で劣りましたが、同じく高金利通貨として人気のあったオーストラリアドルやニュージーを買っていました。危なかった。

まぁ、どの道当時の自己資金500万は飛んだんですけどね。

当時、クローナのポジションを持っていた方は強制決済されたと記憶しています。

追証もガンガン発生し、これを被ったFX会社の倒産なども散見された筈です。

レバレッジを下げることでロスカットを避けても

トルコが、デフォルトする可能性はどうなんでしょうか。

ちなみに過去にもトルコはデフォルトしています。

仮にデフォルトが発生しても通貨価値が「ゼロ」になるということは考えられないように思います。

また、「トルコ」と言う国家の消失(併合)などもケースとしては考えられますが、それこそ可能性は「ゼロ」に近い話でしょう。

では、レバレッジを低く保てば問題ないのか?

そこで懸念されるポイントが、先に書いた「アイスランドクローナ」の例です。

そもそも証券会社が破綻したり、リラが取り扱い通貨から外れることになれば、いくらレバレッジが低くともポジションは強制決済されることでしょう。

未来は誰にも分かりませんが…、参考までに2017年7月末日時点でのS&Pによる格付けを載せて置きます。

格付け 見通し
トルコ BB+ ネガティブ
日 本 A+ 安定的
米 国 AA+ 安定的
南 ア BBB- ネガティブ

それでもあなたはリラだけを買いますか?

長期スワップ系のブログを見ていると、「20円台と歴史的安値なので買い!」と書いている方が結構見受けられます。

買う、売る、何もしない。

どれをとっても自己責任ですから、もちろん問題無いんですが、チキンな私からしたらよく勝負をかけられるな…と驚きです。

確かに、数年後に今を振り返った時、「あの時が底値だった」と言うことももちろんある訳で。

もしそうなったら、高金利通貨を底値でロングできたことになり、数年、数十年、或いは数百年、ロスカットの心配がない受け取りスワップポジションを構築できることになります。

これは確かに非常に魅力的ですが…。

私はNZDで48円台のロング、USDで82円台のロングをほんのわずかですが持っています。

このロングは上手くすれば数十年間、ロスカットにおびえることなくスワップを産んでくれる優良ポジだと思っています。

確かリーマンショック後の騒動真っ只中で、拾う時は戦々恐々でしたが…。

今回のリラも、「完全になくなってもよい30万」でレバ1倍取引なら良いかも知れませんね…。

くれぐれも高レバ勝負は避けた方が良いかと思います(個人の感想)

私はなんとかトルコリラによる退場とならないよう、びくびくしながら保証金を集めつつ様子を見ます。

スワップ投資に興味があるなら、配当もよいですよ

トルコリラ、南アランドのスワップだけに固執するのはもったいないです。
海外株CFD取引で配当相当を狙う手もあります。

2017年のFTSE100はレバレッジ2倍、元手約30万で年利8%を超えるリターンです。

私はFXではリラ、ランドをメインにスワップ投資。

海外株CFDではM2J社の「円建て」により、為替リスクなしで配当相当狙いで分散投資しています。

私が分散投資先として海外株CFDを検討した際のまとめ記事はこちら「海外株投資まとめ|株価指数CFDでFXから分散投資」です。

2018年のトルコ危険性を訴えた投信

★2017/12に追記です★

FX証券会社でレポートを配信しているブログにて気になる投稿がありました。この投稿に関する管理人の記事は「トルコがデフォルトする可能性|リラが紙くず」です。

★2018/05に追記です★
管理人は一部リラの損切りを行いました。
リラを損切りした|6月24日のトルコ選挙に備える

また、買いポジに対して一部両建て売りを行いこれ以上の下落から「ヘッジ」をしています。
トルコリラの売り発動【両建て】

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私もランキング上位の人は結構読んでいますm(_ _)m
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