FTSE100配当投資はおすすめできない

高金利通貨トルコ、南アなどの通貨を買うことで、日々スワップポイントを得るFXスワップ投資。

私はこちらがメインの投資スタイルを続けてきましたが、そろそろ分散投資をしたいと白羽の矢を立てたのが「FTSE100」の配当投資戦略でした。
当時2017年1月のことです。

あの頃は確かに旨みがありました。

でも、2019年の今は?

本当に魅力的な投資対象でしょうか。

「FTSE100」「配当」などで検索すると、配当投資を目的としたブログが多く表示されます。

本当に買いでしょうか。

「FTSE100、配当投資おすすめ!」「私も長期で積みたて投資しています!」からの「口座開設はコチラです(アフィ」って手は常套手段ですよね。

スポンサーリンク

昔は非常に魅力的だったくりっく株365によるFTSE100投資

CFDによる配当狙いのFTSE100投資だとしたらそれはくりっく株365(取引所取引)です。

私がこの投資に目をつけた当初は、旨みのある良い投資だったと思います。

この投資で何より重要なのは、FTSE100の買い(ロング)をした場合、「配当相当」は受け取れますが、「金利相当」は支払いになるという点です。

つまり、FTSE100を1枚買った場合、それにより発生する「配当相当」から「金利相当」を引き、残りがインカムとなります。

ちなみにくりっく株365(取引所取引)でCFD投資するメリットは。

  • 日本円を入金してそのまま買える
  • 為替変動リスクを負わない
  • 支払い金利相当はほぼ0円が続いていた

2017年末にルールが改悪されるまでは、ほぼ「配当相当丸取り」でした。

くりっく株365の場合、0.1枚などの小口買いはできないものの、レバレッジはかけられますから、慎重にレバ2倍としても年利8%のインカムは期待できました。

2017年末にルール改悪

簡潔に言えば、「金利相当」の計算ルールが変更されました。

FTSE100を買っていた場合の、金利支払い相当は年間でも数十円~数百円でした。
ハッキリ言って無視して良いレベルです。

この計算ルールが、相手方の政策金利を計算に使用する方式へと変更されました。

実際に口座を開き、FTSE100投資をしていた私には晴天の霹靂でした。

2016年には41円、2017年には260円だった支払い金利相当が、2018年には8,729円に跳ね上がっています。
この金額分だけ、配当相当による利益が目減りするんですよ!?

配当投資戦略を行っていた人間にとって、どれだけ「改悪」であったか一目瞭然ですね。

※ちなみにNYダウに配当狙いで投資していた人はもっと悲惨で、「支払い金利相当」が「受け取り配当相当」を上回ったため、インカムが入るどころかマイナスになる事態となりました。

2019年のFTSE100配当投資戦略は?

スポンサーリンク

ルールが改悪されたとは言え、FTSE100を1枚買った時の年間配当相当は2018年実績で30,945円でした。

一方の支払い金利相当は同2018年実績で8,729円です。
差し引き22,216円のプラスです。

FTSE100が1枚75万として3%の年利でしょうか。
個人的にこれ以上は「ダメ、絶対」なレバレッジ2倍だと6%ですね。

これだけ見るとまだ「まずまずイケる」気もします。

そして2018年後半~2019年初旬の現在、EU離脱のゴタゴタに乗じて買いチャンスは無いか?と私は考えていました。
2018年にもそのような投稿をしています。

しかし、以下も含めて考慮が必要ですね。

  • スプレッドが非常に大きく2019/2現在、FTSE100では59ポイント
  • 売買手数料は1枚につき100~300円程度
  • 英国は2018年8月に政策金利を0.25%引き上げている
  • EU離脱リスク(合意なき離脱、産業の海外移転、・・・Etc)の割りに指数が下げない
  • 再びルールが改悪される可能性

この辺りを考慮すると、私は個人的に、レバレッジ2倍、年利6%のリターンのために負うリスクとしては「大きすぎ」と考えます。

日本のゼロ金利は当面続くでしょうし、緩和が解除されても政策金利が上がっていくことは考え辛いでしょう。

一方で英国はEU離脱相当が落ち着けば、日本よりもおよそ早い段階で利上げを行って行くと考えています。

また、EU離脱によるリスクを抱えている割には、指数が下がりません。
6000ポイントとか、5000ポイント台まで下がれば食指も動くのですが・・・。

少なくとも2019年現時点でFTSE100配当投資はおすすめできない

なぜだかネット上ではFTSE100に対する投資として、「20万の証拠金で安全運転」なんて記述をチラホラ見かけます。

そしてレバレッジをかけて、年利10%だ、20%だと買い煽りを見かけます。

でも、リーマンショックのような暴落を考えると、私はレバレッジ2倍以上は推奨しません。

・・・と言いますか、FXスワップ戦略にしても、CFD配当戦略にしてもレバレッジは2倍以下を堅持するべきです。

だって短期で持つのではなく、中・長期で持つんですよね?

そうであれば、いつかリーマン級の暴落に出くわす場面はあるハズです。
その時に、どこの馬の骨とも知らない人間が「レバレッジ3倍までなら安全運転」だの、「20万証拠金があれば安全」だの言っていたから・・・、と嘆いても後の祭りです。

一方で、レバレッジを低く、1倍やせいぜい2倍で買うならば、あえてFTSE100にしなくても良いのではないかと。

言い換えれば、FTSE100である理由が無いと考えます。

繰り返しになりますが、FTSE100で年利○%、○○%なんて煽っているのはアフィ目的だけのブログだと思います。

私が今実行している投資

1つはFXスワップ投資です。
FXは大分「ゼロサムゲーム」「FXやるヤツはバカ」「FXは破産する」なんてマイナスイメージが強いですが。
投資資産の一部をきちんと低レバレッジで運用するのなら、そうはならないと考えています。

2019年2月現在のトルコ政策金利は24%。
レートが20円程度ですので、1枚につき約20万円です。

FX会社にもよりますが、一日につきおよそ90円前後のスワップポイントが発生します。
また、レートも歴史的安値圏です。

・・・とは言え、これより下がらない保証がある訳でもありません。
あくまで自己投資資産と相談し、分散投資の一部で。

レバレッジ1倍でも年利16%です。

FTSE100を買うつもりであれば、レバレッジ1倍でも2・3枚は買えるのではないでしょうか。

続いてメキシコペソ。
2019年2月現在のメキシコ政策金利は8.25%です。
レートは7.5円程度で、1枚につき約7.5万円です。

こちらもFX会社によりバラつきが大きいですが、1枚につき一日約8円~16円程度のスワップが発生します。

FTSE100の1枚と同じ金額、元手75万円でペソを10枚買えば一日に約160円のスワップを受け取ることも可能です。

レバレッジ1倍でも年利はおよそ8%です。

FXでの売買であれば売買手数料、スプレッドともくりっく株365で取引するより遥かに低コストです。

また、レバレッジ1倍を厳守すれば、理論上は対象の通貨価値が0円になるまでロスカットされません。
要するに「外貨預金」の上位互換ですね。

※銀行の外貨預金はクソぼったくりで話しになりません

私が十年以上取引しているメイン口座二社のうち、一社が「セントラル短資」です。
FXダイレクトプラス

メキシコペソのスワップは私が知る限り断トツです。(16円/日)

それでもFXは怖いという方は・・・

同じCFD株取引でも、くりっく株365ではない「店頭取引」で0.1枚からの売買を行うのがお薦めだと考えています。
※こちらは配当が発生しません

対象はNYダウ。

上下動はありつつも、いつかは高値を更新していくと信じられる投資対象です。

私が店頭取引CFDで使用しているのは「GMOクリック証券」です。

GMOクリック証券CFD

ちなみに私が同社を使用して短期裁量トレードをしている投稿はこちらです。

まとめ

あくまで私の持論であり、未来のことは分かりません。
もしかしたらFTSE100買い戦略が今後絶好調となる一方、私がお薦めしたリラやペソ、ダウが暴落する可能性もゼロではありません。

未来が誰にも見えない以上、低レバレッジ、長期(超長期)投資で持ち続けるしかないと私は考えています。

そういう意味で、巷にふあれているFTSE100を「それなり」のレバレッジで配当戦略するのはお勧めできません。

もっとも、私も、あなたも、投資資産が5000万!なんて状態であれば、CFDもFXも相手にする必要はなく、素直にインデックス投資を行うべきだと思います。

-----------------------------------
私もランキング上位の人は結構読んでいますm(_ _)m
にほんブログ村 為替ブログ FX スワップ・長期投資派へ  にほんブログ村 株ブログ 米国株へ 
 
にほんブログ村 株ブログ CFD取引へ  
-----------------------------------

スポンサーリンク

SNSでもご購読できます。

   

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)