金利計算変更で支払いが発生|海外株CFDで分散投資

このブログでも度々投稿している通り、海外株CFDによる英国代表企業FTSE100への投資を行っています。
配当相当狙いなので、取引所CFD(くりっく株365)をメインで利用し、長期投資です。

一方、配当相当が発生しない店頭CFDでは差益狙いの短期トレードです。

CFD投資を開始して一年弱、先日気になるメールが証券会社より届きました。

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現在の金利計算

取引所CFDでダウやFTSE100を買う(ロングする)と、「配当相当」が受け取れます。

一方で、ロングの場合「金利相当」は支払う必要があるんです。
売り(ショート)では配当相当額を支払う代わりに、金利相当は受け取れます。

ずっとFXをやってきた身からすると、違和感ありまくりですが仕方ない。

それに、取引所CFDでの「金利相当」計算は以下の計算ルール「でした」

  • 金利相当額=清算価格×100×日銀政策金利×日数÷365

そう、ダウを買っても英国のFTSE100を買っても、日銀政策金利が適用されるため「実質0」なんですよね。

実際、取引所CFDを扱う証券会社の「配当相当実績」「金利相当実績」表を見ても、2017年は1月~11月まで金利支払いは0円。
2016年は一年間で130円だけでした。

米国や英国ならともかく、うだつの上がらない日本がマイナス金利を脱してぐんぐん金利があがるなんてこたー、当面ない。
そう考えてこの投資に踏み切ったところもあります。

平成29年12月18日から計算ルールが変わるの

と・こ・ろ・が!

先日岡三オンライン証券から届いたメールに驚愕の内容が!
以下は東京金融取引所のお知らせページより引用したものです。

取引所株価指数証拠金取引(以下、「くりっく株365」)のうち、NYダウ証拠金取引を含む海外株価指数の金利相当額算出の適用金利を、平成29年12月18日より、円金利から、各々の対象指数の外貨金利に変更致します。
「くりっく株365」のNYダウ証拠金取引のマーケットメイカー(以下、MM)は、カバー市場として米国のNYダウ先物市場を利用していますが、このカバー市場では米ドル金利が適用されています。一方、「くりっく株365」では円金利が適用されているため、両者間で金利差が生じます。
10月以降のNYダウの最高値更新を受け、買い建玉が大きく増加した結果、MMのカバー市場における建玉残高に日々コストが発生しています。そのため、MMは金利差によるコストを抑えるために、現物価格より相当高い売値提示と売数量を少なくせざるを得ない現象が発生しています(投資家の皆様からお問い合わせ等が寄せられました)。
本来、円建てのNYダウ証拠金取引では、MMは、米ドル建ての先物市場の価格を参考に、需給、相場、建玉の状況等を勘案して価格を提示しており、「くりっく株365」の価格は、NYダウの価格そのものではありません。しかし、今回の商品仕様の変更により、MMが提示する「くりっく株365」市場の価格と現物価格との価格差が縮小することとなります。

<中略>

<参考金利相当額の試算値>
11月20日時点で試算した外貨金利を用いた場合の金利相当額は以下の通り。

適用金利 円金利 外貨金利
NYダウ 0円 約102円
独DAX 0円 0円
FTSE100 0円 約3円

https://www.tfx.co.jp/newsfile/article/20171122-01

要約すると、次のようなことを言っていると理解しています。

  • 日本の金利は使わず、相手国の金利を計算に使うよ
  • 現在は日本の政策金利より、米国や英国の方が高いよね
  • 新ルールでは、ロングだと金利支払いが発生するよ
  • ダウロングだと102円/日の支払い
  • FT100ロングだと3円/日の支払い
  • 今回の変更は悪いことばかりではないよ
  • 今まではMMがコスト対策に現物より高いレートを出してたよ
  • これからは現物レートに近付くよ

大体、こんなことですよね。
これは、私も含めて配当戦略を実行している投資家には大きな変化です。

ダウの2017年配当実績は1月~11月で約4万です。この間、金利支払いは0円。
一方、上記ルールが適用されると、一日100円程度の金利支払いが発生。
一年で… 36500円??

そうなると配当相当がほとんど消し飛ぶんじゃ?!

※ 2018/11/22追記 開始※

支払い金利相当の計算に用いられる「金利」とは、証券会社の記載を見ると次のように書かれています。

先物市場価格から取引所が算出する金利

政策金利とは異なるようですね。

ちなみに、2018/11現在では、「FTSE100」に関して、ルールが変更された後、
2018/1~2018/10までの受け取り配当と支払い金利相当が既に確定しています。

結果は受け取り配当相当が26,835円。
一方、支払い金利相当が6,677円
でした。

同期間のNYダウについては、受け取り配当相当が44,260円。
支払い金利相当が50,259円です。

・・・なんと、逆転しているではないですか。

※ 2018/11/22追記 終わり※

まぁ…、自分が投資しているFTSE100に関しては一日約3円、一年で考えても千円ちょっとでしょうか。
2017年の配当相当予想値が大体3万弱なので、旨みは十分ある筈です。

ただし、政策金利は当然今後変更される訳ですから、やがてはNYダウのような状況になることも?
そう考えると、取引所CFDによる長期投資はちょっとリスキーな気もしてくる。

今回のルール変更ではレートの改善も発生するけど、長期で持てば持つ程、金利支払コストの方が大きくなると思うんですよね。

基本的にはレートが大きく下げるような「○○ショック」や、不景気になれば、政策金利も引き下げになるだろうから、レートがずっと地ベタを這って、金利が高いままって状況は考え辛いですけどね。

逆に金利が上がる(好景気)となれば増配の可能性もありそうだし。

最悪なのは配当がそのままで金利ばかりあがった場合。
もしそうなる受け取り配当相当と支払い金利相当でトントンとか。
下手したら逆転もあるんだろうか。

いずれにしてもちょっと今後の方針を改めないといけないかもしれないですね。

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